家づくりコラム
22.02.28

【家づくりコラム】土地の予算の正しい考え方とは!? vol.2

●失敗事例から学ぶ、正しい土地の予算の考え方

<質 問>
失敗事例から、
正しい土地の予算の考え方は何だと思いますか?

<解 答>
ご家族での総予算をしっかり決める。
その後、諸費用含めた建物+土地の費用全体を把握する。

Aさんの事例において、原因は大きく2点あります。
1点目 事前に予算を明確にしていなかったこと
2点目 諸費用等が追加でかかるかの確認をしていなかったこと
1点目ですが、予算は必ず事前に組むことをお勧めします。しかもそれは、ある程度余裕を持った予算です。理由は簡単で、ローン返済に追われるマイホーム生活をおくるのを防ぐためです。
せっかく建てるマイホームなのだから、少し頑張って予算を捻出したいという気持ちもあります。ただその場合、いざ引っ越しをした後はローン返済に追われる日々です。
予算を明確にしないまま打ち合わせを進めていくと、たとえ想定より費用がオーバーした場合でも
「ここまで日数かけて打ち合わせしたし…」
「じゃあここの部屋を小さくしますっていうのも嫌だしな…」
といろいろな心理ハードルが出てきます。
そうならないためにも、事前に予算を明確にしておくことが重要になります。
2点目ですが、諸費用の確認は必ず行いましょう。
実は、販売価格の表示に法律はありません。
つまりは、販売価格として表示されているのは、諸費用込で表示されているものもあれば、単純にその「モノ」のみの価格を表示している場合もあります。
また、その諸費用というのも土地の状況などによって大きく変化します。具体的な諸費用は挙げだしたらきりがないため、実際住宅会社等で資金計画をされる際
「どんな諸費用がかかるのか」
「あらゆる諸費用を含めた総費用はいくらになるのか」
以上2点は必ず確認することをお勧めします。もちろん、事前に予算を明確にする際も諸費用込で考えてくださいね♪

☆まとめ☆
1.住宅購入を考えるうえで、“余裕を持った予算”をあらかじめ決めておくようにしましょう。
2.表示されている価格を鵜呑みにせず、“諸費用”がいくらかかるのか、その結果、総額がいくらになるかを必ず確認しましょう。