ハウスメーカーNEWS
24.09.07
No.9 CUBIC Lハット

ヘーベルハウスのトータルレジリエンス:災害に強い住まいづくり

日本は自然災害が多い国として知られています。近年、その規模と被害は増大の一途をたどっています。このような状況下で、ヘーベルハウスは「トータルレジリエンス(総合防災力)」という概念を掲げ、災害に強い住まいづくりに取り組んでいます。

トータルレジリエンスとは

トータルレジリエンスとは、災害から生命と財産を守り、迅速な生活復旧を可能にする総合的な防災力のことです。ヘーベルハウスは、この概念を3つのステージに分けて実現しています:

  1. 命を守る
  2. 健康を守る
  3. 生活の復旧

それでは、各ステージについて詳しく見ていきましょう。

ステージ1:命を守る

このステージでは、頑強な建物構造によって生命と財産を守ることに重点を置いています。

  • 地震対策: 独自の制震技術「サイレス」を採用し、建物の揺れを抑制します。震度7相当の地震を23回連続で加えても耐える性能を実証しています。
  • 火災対策: 耐火構造部材「ヘーベル版」を壁・床・屋根に使用し、火災の拡大を防ぎます。
  • 風水害対策: 鉄骨構造と「ヘーベル版」の組み合わせで、強風や浸水に対する耐性を高めています。
  • 生物劣化対策: 完全無機質の材料を使用し、シロアリや腐朽菌による劣化を防ぎます。

ステージ2:健康を守る

災害後の生活維持のため、エネルギーの自給自足に焦点を当てています。

  • 蓄電池システム: 長期停電時でも電力を確保し、在宅避難を可能にします。
  • 在宅避難のメリット:
    • 赤ちゃんのミルク作りが可能
    • 冷暖房による快適な環境維持
    • ペットとの同居
    • スマートフォンの充電による通信確保

ステージ3:生活の復旧

災害後の迅速な生活復旧をサポートするシステムを提供しています。

  • 三位一体の対応: 旭化成ホームズ、旭化成リフォーム、旭化成ホームズフィナンシャルが連携して復旧をサポートします。
  • 災害対応プロセス:
    1. 災害発生前からの情報収集と準備
    2. 初動での安否確認と物資提供
    3. 専門スタッフによる建物診断
    4. 保険手続きの代行
    5. 全国からの技術者招集による迅速な補修
  • 独自のサポートシステム:
    • 地震被害推定システム「LONGLIFE AEDGiS」
    • ヘーベルハウス専用の「へーベル災害保険」
    • 災害情報を提供する「災害BOT」
    • 環境貢献と防災力強化を両立する「Ecoレジグリッド」(賃貸住宅向け)

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