家づくりコラム
22.07.26

【資金計画について】vo.1

〜住宅購入時にはどんな費用がかかる?〜

住宅取得の際には様々な諸費用が発生します。物件の価格や立地によって、かかる費用は異なりますので、「このくらい」と断定はできないのですが住宅購入価格の1割程度は現金で準備しておくのが理想です。どのタイミングでどんな費用がかかるのか整理しておきましょう。

【契約から決済前までにかかる費用】
不動産売買契約や建築請負契約締結時には、契約書に添付する印紙税、仲介手数料がかかります。その他、引渡し・決済前までに適合証明書の交付手数料(フラット35を申し込む場合)や住宅ローンの金銭消費貸借契約書に添付する印紙税が必要です。

【引渡し及び決済時にかかる費用】
この時期には登記に関わる登録免許税や抵当権設定費用、司法書士報酬、ローン事務手数料や保証料、団体信用生命保険料、火災・地震保険料など多くの費用がかかります。

【引渡し後にかかる費用】
住宅取得して半年後くらいに不動産取得税が、また引越しや家具・家電などの費用も思いのほかかかるものです。

【暮らし始めてからかかる費用】
毎年固定資産税がかかります。戸建ての場合、マンションのように管理費などは発生しませんが、自分でメンテナンスをするための費用を準備しなくてはなりません。家具・家電などの買い替え費用も必要になりますね。

【契約から引き渡し後までの流れとかかる諸費用(一戸建て新築住宅の場合)】
●契約|印紙税・仲介手数料・適合証明書交付手数料

●引渡し時|登録免許税・司法書士報酬・ローン事務手数料・抵当権設定費用・保証料団体信用生命保険料・火災(地震)保険料

●入居後|不動産取得税・引越し/家具等の費用・固定資産税(毎年)