家づくりコラム
22.10.31

【住宅工法について】vol.1

〜木造軸組工法〜
在来工法とも呼ばれる日本古来の伝統的な木組みを活かした木造軸組工法。コンクリート基礎に土台をのせ、その上に柱を垂直に立てて、梁や桁など水平に架ける部材を組んで骨組みを造ります。垂直方向の力には柱が、水平方向の力には梁が抵抗するのが基本の原理ですが、現在は筋かいと呼ばれる斜め材を必要な箇所に加えるほか、補強金物で緊結して地震や風の力にも十分耐えられるようにつくられています。構造的な制約が少ないため、設計やデザインの自由度が高く、大きな開口部をとりやすい工法です。