家づくりコラム
22.12.12

【住宅工法について】vol.4

〜鉄骨系住宅〜
主要構造部を軽量鉄骨で支えるのが鉄骨系住宅。柱・梁で支える軸組工法、面で支えるパネル工法、そして軸組とパネルの併用構造に大別されます。
軸組工法は、木造軸組工法の木を鉄骨に置き換えたもの。筋かいに相当するブレースにより強度を高めています。パネル工法は、鉄骨の枠材にブレースを入れた工場生産のパネルを現場で組み立てるもの。併用構造は、軸組とパネルの長所を活かしたものです。また、重量鉄骨の柱・梁を剛接合したラーメン工法もあり、いずれも強度が高く、鉄の表面には防錆処理が施されているので耐久性にも優れています。
外壁パネルは木質不燃パネルやALC(軽量気泡コンクリート板)、各社オリジナルパネルなど様々です。木造と同じく、軸組工法なので設計の自由度が高いのも特徴です。