家づくりコラム
23.01.20

【住宅工法について】vol.6

〜ユニット住宅〜
ユニットは現在の工法の中でも最も工場生産化率が高く、80%以上を工場で完成させてから現場に運び込みます。現場では各ユニットを合体させていくだけの合理的な方法で家を造っていきます。工場でパネルを組み立て6面体をつくり、その中に建具や内装、配管・配線・設備など、できるかぎりのものを組み込みユニットとするため、現場施工に比べ品質管理が行き届き、しかも工期を極めて短縮できるのが最大のメリットです。ただし、運搬・設置に際しては、道路や敷地に十分な余裕が必要です。構造材の種類によって、木質系ユニットと鉄骨系ユニットに大別されます。